04. 『泣く』という言葉が頻繁に出てきますが・・・
『泣く』という言葉に抵抗があるときは
本文の中で、『泣く』という言葉が『泣けば心は解決する』といった文脈で頻繁に出てきます。
特に、男性は、この表現に抵抗を感じる方が、多いかもしれません。
なぜ、『泣く』という言葉を使うかというと、催眠療法の中で苦しみから解放されるときに、多くの方が「泣いて楽になる」という経験をされるからです。
しかしながら、『泣く』という言葉に抵抗を感じる場合は、この『泣く』という言葉を次のように理解して頂いても構わないと思います。
- 『自分の本当の気持ちを信頼できる誰かに打ち明ける』
- 『つらい気持を一人っきりで我慢しようとせず、そんな気持だということを誰かに知ってもらい、時間と空間をともにしてもらう』
余計な話ですが・・・ つらかったり悲しかったり苦しかったりする時に、『自分の本当の気持ちを信頼できる誰かに打ち明ける』ということをして、そして、相手の人に、その気持ちを理解してもらえたと感じることができたとき、きっと、自然に涙は出てくると思います。
前置きが長くてすみませんでした。 次節より、いよいよ、本論となります。