心を楽にするために振り返る子育て

恋愛依存

恋愛依存という言葉からは、文字通り依存をイメージすると思いますが、その本質は、依存とは関係のなく、コンプレックスに近い状態だと考えています。

自他共に受け入れられ易い

話す相手にもよるかもしれませんが、心の苦しさは、それだけを話すと敬遠され易い雰囲気があるのですが、恋愛に絡めて話すと、なぜか、受け入れられ易いところがあるようです。

自分自身のことを理解しようとするときも同じことが言えます。

これは、社会的妄想の影響によるのだろうと思います。

【参考】妄想(心理百科事典)

恋愛は苦しさの原因のワイルドカード

恋愛のことを心の苦しさの原因として選ぶと、あらゆる状況の心の苦しさの原因と解決策を、全て恋愛と関連付けて理解することができるようになります。

恋人がいるとき

恋人がいるときは、苦しさの原因の宝庫です。

恋愛の状態や相手の行動や自分に対する接し方など、もともとは自分にとっても何ら問題のないことであっても、心の苦しさの原因として関連付けることが出来ます。

また、自分の中で思い悩むこともありますし、相手に自分の心の苦しさの責任を取らせようと思うとそうすることも可能です。

しかし、相手が変っても、自分が変わっても、心の苦しさは解決しないので、執拗に自分や恋人を責めることになり、やがて、恋愛関係は解消されることになります。

恋人がいないとき

恋人がいないときは、恋愛とは関係のない問題でも、恋愛すれば全てが解決されると思うことで、苦しいながらもある意味救われます。

そして、恋人が出来れば、次第に前者のような状況に陥ってしまいます。

もし、2つの状態を何度も繰り返す傾向があるとしたら、心の苦しさの原因は、恋愛以外のところにあると理解すべきです。

まとめ

そんな中での人との関わりで、自分が変わったり恋人を変えたりせずに、ただ、苦しい気持ちを受けとめてもらう経験ができれば、きっと、心の苦しさは解決していきます。

しかし、「自分が変わろう」とか「恋人を変えよう」とかいうところで人と関わっていても、心の苦しさが解決することは、おそらくありません。

このように取り組む傾向がある場合は、心の苦しさの解決とは逆に、心理的なトラブルを抱えている恋人に巻き込まれていく恐れがあります。

もし、ここで説明した内容が当てはまるところがあるとしたら、恋愛とは切り離したところで、心の苦しさを楽にしてあげることを、優先して考える方が良いと思います。

その方法は、次のページを参考にしてみて下さい。

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