06. 悩んでいるときの心の真実の叫び
悩んでいるときの思考
悩んでいるとき、大体、次のような思考に陥っていることが多いような気がします。
- 目先の問題と思っていることを解決しようとする
- 自分自身を変えようとする
- 苦しいと感じる自分を責めたり、苦しいと感じさせる人間関係や社会・世界を責めたりする
そして、その対象にそれが問題点(原因)となる仮設を立て、その問題を解決するために、その細部に追求は及んでいくことが多いと思います。
このとき、意識はその対象へと向かってしまいます。
自分を変えようとしているときは、一見、対象ではなく自分の内面を見つめているように錯覚しがちです。
でも、その場合、自分ですら問題解決のための対象としてしか見ることができず、自分の心の声に耳を傾けていないことが多いのです。
心の真実の叫び
しかし、悩んでいるときは、本人は気付いていなくても、心は真実の叫びを上げています。
その真実の叫びに気付き、その叫びに応答してあげなければ、悩みは解決しません。
その心の叫びは、個人ごとに多種多様で、それに個別に対応する役割を果たすのがカウンセリングがあるよう思いがちです。
しかし、悩みを抱えている時の心の叫びは、殆どの場合、次の1点に絞られると考えています。
つらい気持ちになってしまったら、また、一人っきりでつらい気持ちと向き合わなければならなくなってしまう。
でも、ひとりぼっちでつらさを我慢するときのあんなに苦しい気持ちにだけは、もう、なりたくない!
でも、ひとりぼっちでつらさを我慢するときのあんなに苦しい気持ちにだけは、もう、なりたくない!
もし、今のあなたが悩んでいるとしたら、何となく分かるような感じがしませんか?