心を守る機能・心を回復する機能と心の苦しさの関係
心を楽な状態に保とうとする方法には、次の2種類があります。
- 心の苦しさを予防する方法
- 心の苦しさを回復する方法
このコンテンツでは、これに関連して、私が理解していることを、数式とグラフを使って 数学っぽく説明してみます。
以前(2007年頃)、心をコンピュータ処理的なものとして理解しようと試みたことがありました。
自分にとっての新しい方法で理解しようとしたことは、新しい発見や理解を深めることに役だったと感じています。
また、心の苦しさを「心の問題」として捉えてしまうと、心の苦しさが増すばかりで、心の苦しさから抜け出せることは少ないと思います。
そこで、心の苦しさを、心の問題としてではなく、数学っぽい問題として説明するコンテンツを、ピュアハート・カウンセリングのサイトに公開しました。
新しい発見や理解を深めるきっかけにして頂ければと思います。
コンテンツで用いている図を一つ紹介します。次の図が基本となるグラフです。
この数式は、もしかしたら統計によって裏付けたり、心理テストのように仕立て上げることもできるかもしれません。
しかし、人の心を数式のように単純に表せるはずはありません。
また、そんなことをしても、あまり意味はないと思っています。
数学っぽい説明では、次の2つを何となく感じて頂ければ十分だと考えています。
- 自分の心の状態(位置づけ) と 進むと良い方向
- 社会の状態(位置づけ) と 進むと良い方向
以前、日本TA協会(交流分析の普及をしている団体)のセミナーで、講師の方が次のようなことを言っておられました。
本来のエゴグラムは、自分の直感で数値化し表現するものです。心理テストのような設問によって割り出すものではありません。
その意味が、この数学っぽい説明をまとめていて、ようやく理解できたように感じています。
説明が分かりにくいと感じるときは、はじめの部分と最後の「まとめ」だけを読んで、途中は何となく眺めて頂くだけで構いません。
これまで「心の苦しさは解決することが出来ないんだ…」といように悲観的な気持ちだったとしても、この数学っぽい説明によって、きっと「詳しいことは分からないけど、Yの値を活性化させるだけで良いんだ!」 と楽観的な気分を感じて頂けると信じています。
「Yの値って何だ?」 それは、本編で確かめて下さい!(^o^)丿
2010/02/02 – 20:57